2016年1月24日日曜日

感想について

ドラマや映画を観終わると、「面白かった/まあまあ/つまらなかった」

あたりの感想をまず持つ。次にその感想をもたらした要因についても考える。

リアリティとその必要性(例えば歴史ものでもファンタジー要素が強い場合は

史実や時代考証については重要視しない)や、

ご都合主義や主人公補正が行き過ぎてはいなかったかなど。

一緒に観た相手によっては興醒めするからやめろとも言われる事もある(爆)。

僕としてはむしろ意見や解釈の相違こそが楽しみなのだが。

まあ頭でっかちにならずに、よきにせよ悪きにせよ物語の余韻に浸った方が

ハッピーだろうと言われたらそんな気もするのだけど、

美味しい料理に当たったら、仮に鶏の唐揚げだとして、

他の店と何が違うのか、気にもなるというものだろう。

とはいえそれも解ったからどうだという事もない(少なくとも僕は家で

レシピを再現する事にそれほど熱心な人間ではない)ので、

映画を撮るわけでもレシピを盗むわけでもないのに

どうしていちいちそんな事をするのか、と聞かれたら答えに困る。

というのは嘘で

僕はその方が感動や楽しみ(JOY)を持続させられるからである。

料理なら、例えば「隠し味に○○を使っている」、と言われたら

では○○を使えば誰でもこの味になるのか。いや、そうではあるまい」 

 「衣の付け方、素材、温度、詰まる所 職人の腕、そして何よりこの店、

この空間こそが核なのだ」 「その上でこの○○が憎い、憎いねぇ大将」、、  

とかなんとか勝手に脳内会話をして感動を増幅し、引き伸ばすのである。

なんの話をしているかというと、レビューブログにハズレが多すぎる(特にドラマ)、

という話なのだが、前置きが長くなりすぎたのでそれについてはまた。


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