2012年2月2日木曜日

去年を振り返る5(最終)

と、いうわけで2011年の出来事を振り返ってきて見ましたが、

パッと総括するにはちょっといろいろあり過ぎた年でしたね。

いよいよ世界は激動しており、アメリカの衰退や成長を前提とした

経済観の見直しなど、永らく当たり前と思われてきた価値観や

体制が世界規模で変わりつつあるように感じます。

そしてその中でインターネットによる情報の大規模共有や、

情報のリークは直接的にも間接的に大きな役割を果たしているように

思えます。

そんな渦中に更に激しい混迷に追われる日本国内に於いて、

音楽にできる事は大きいとも小さいとも言えます。

「自己表現」のようなものにかかずらわっている余裕は今はないし、

励ましや勇気付けの歌はあまりに無根拠かつ軽薄に響きます。

しかし、音楽を始めとする文化芸術がその本来の役割、則ち

単なる娯楽や個人の主張としてではなく、この世界や

人間というものがどういうものなのかを迂回的に表すという

役割を再び担えれば、その効果は絶大なものとなるでしょう。

何せあらゆる人類の歴史から常に消えた事がない音楽ですからね。

というわけで今年も頑張りましょう~!!

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