2012年2月2日木曜日

昨年を振り返る3

・スティーブ・ジョブズ死去

これはまあ病気療養してましたし、「ああ、やっぱり。。」という感じでしたが、

とはいえやはり残念ですね。

日本人には最も少ないタイプの人間じゃないでしょうか。

本人は技術者でもデザイナーでもなく(勿論どちらの知識もあるが)、

「トータルとしての形」を常にイメージする人というか。

「これとこれがあればあれができる」みたいな。

「想像家」みたいな職業があれば(あったら困るけど)

この人がそうではないでしょうか。一番危ないタイプw

あまり目指そうと思えるような人格でもなかったようですが、

現実世界でこんなにワクワクさせてくれる人は

他にちょっと思い浮かばないですね。

そういった点ではマイルス・デイビスにちょっと通じるものが

あるような気がしないでもないですね。


続いて金融関連。

金融は全くの未知と言ってもよい分野なので、具体的な言及はできませんが、

アメリカ国債の格下げは、その事実自体と、「それをさせない圧力」を

最早有していないという事が露になったという二点により、

リーマンショック(=サブプライムローン問題)以上に

アメリカの衰退を明確に世界に印象付けたと思います。

それは日本には経済的影響と同じかそれ以上に価値観に大きな影響を

及ぼしているように思います。

発展や進歩は要するに「アメリカみたいになる事」という

(特に政治家に拭い難く染み付いている)価値観が

(若い人にはとっくにないけど)維持できなくなり、

同時に「アメリカに憧れている(ように振る舞う事が大事)けど

決して英語を定着させない」という不可解且つ強力な国民性も

変わって来るでしょう(この点については項を改めて論じたい)。

ギリシャの方は「男はみんなソクラテス」なんじゃないか、みたいな

勝手且つ軽薄な想像をしてますが、それくらいアメリカの方に比べると

当事者意識が低いですね。EUはかなり大変みたいですけど。


・タイ洪水、トルコ地震、NZ地震 etc..

地球に異変が起きている、と考えても間違いではなさそうですね。

「温暖化」は最近めちゃ寒い事も手伝って多少眉唾ですが(勝手過ぎる(+o+))。

暴動やテロについては「これまで同様継続して対応する」という事で。

世界情勢はこんなところで!

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