2011年12月22日木曜日

ゴッドファーザーを観る

ここ最近でゴッドファーザー三部作を続けて観ました。

Part1は子供の頃になんとなく観た気もしますが、Part2と3は初観。

いや、いい。。。

ここまでの名作だったとは。

今はPart3を(2回)見終わった所です。

一般的に3は前二作と比べるとちょっと劣ると言われる事が多く、

実際キャストや全体としての完成度といった点では僕も同感なのですが、

しかし晩年のドンの苦悩、多くの失われてしまったものに対する思いなどが

アル・パチーノの名演を通してぎっしりと詰まっており、「深さ」では

作品を通じてピカ1と言えるかも知れません。

勿論それも前ニ作を観て、という前提なので、3単独で観たらと考えると

判断は難しい所ですが。あと中学生くらいだとまだあんまり楽しめないかもですね。

嗚呼しかし、嗚呼しかし。

息子のカンツォーネを聴きながらの回想シーン、ケイ(ダイアン・キートン)との

シチリアでの数日、ラストシーン一連。

他にもドンの自分の人生に思いを馳せるシーンはどれも

感情を揺さぶられます。哀し過ぎるぜ、ゴッド・ファーザー!

BOXセット買わねば。


しかし地獄の黙示録もそうですが、音楽が兎に角秀逸ですね、コッポラ作品。

逆に音楽が残念な名作って存在するのかしら。

アンディ・ガルシアはベテラン勢に多少見劣りはするものの、

雰囲気や演技は個人的には充分に好もしいものであったように思います。

ソフィア・コッポラは。。うーん、どうなんでしょ(~~;)

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