先の引用から、所謂音階や和声、調性といった
今日の音楽では最早前提条件とも言える諸要素が
自然科学や物理学の一環として研究・開発されて
きた事がわかる。
と同時に、それとは無関係に民族音楽やペンタトニック
という、乱暴に一言で言えば「歌」は世界中に、
より古くから存在していた事も確かであり、
今の我々が言うところの「音楽」には二つの源流がある、
という言い方は恐らく可能であると思う。
とするならば「音楽は心だ」と主張する者と
「理屈も知らずに質の高い音楽はできない」とする
者の言い分はどちらも正しいという事になる。
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